2024.12.5

はっぴょうかいから（年少さん）

ステージの緞帳が開くとまぶしいスポットライトが自分を照らし、いつも明るいお遊戯室が暗くて、暗がりの中にはたくさんの客さんが座っている、そんな風景を年少さんは、たぶん生まれて初めて経験したと思います。

そんなドキドキの中で、舞台で固まってしまう子ども、涙ぐんでしまう子どもがいたかもしれません。たとえそうであっても、今日のこの日は、子どもたちの成長の過程の一つだと思います。来年になれば、また今日とは違う姿を見せるはずです。そういう可能性を秘めているから子どもなのだと思います。できた、できないだけでなく、できたことまでをほめてあげる保育や子育てが大切だと思った発表会でした。

今日、舞台に上がれたこと、今日、発表会に参加できたこと、今日まで練習に取り組めたこと、そういうことすべてがすてきな年少さんの「はっぴょうかい」でした。