2024.5.7
ころころ変わる子どもの遊び
子どもにとって遊びは学びですし、生活です。
雨だったので、小さい子どもたちが玄関前のホールで遊んでいました。見ていると遊びがころころと変わります。それはどうしてかというと、子どもはおもしろそうなことを欲する好奇心のかたまりだからです。「おもしろそうだ」と思って遊ぶからその遊びが子どもを育てるのです。もしかすると、人間が他の生きものより高度な知能をもてるようになったのは、この「おもしろそうなこと」をどんどん極めようとする心の作用があったからなのかもしれません。ですから、小学校でも、中学校でも、高校でも、大学でも、大人になってからでも、「おもしろそうだ」と思って取り組む勉強が、その人の叡智になるのだと思います、
ですから、このように小さな空間の中に、絵本もあり、滑り台もあり、自動車にも乗れ、巨大ブロックもある環境が子どもを育てるのだと思います。