2024.5.27
つぼみ組さんの遠足!!
つぼみ組さんは、園の裏山に遠足に行きました。「遠足」って遠いところまで行くことですが、年少の子どもたちにとって「裏山」は現実世界とは異なる異次元の遠い世界だったようです。自分たちの生活している園舎を見下ろすこと、森の中に行って木に登ること、森の世界で不思議な生きものや植物にふれること、それらがちょっと歩いただけなのに体験できたすばらしい遠足でした。おいしいお弁当もありがとうござました。・・・でも、この裏山探検コースは、登り・下りがたいへんで、草原~見晴台~竹林~広葉樹の日掛け~そして、急な下り道~と、結構な運動量といろいろな自然とふれあえるすばらしいコースなんですよ。
小さい子どもって、自然に触れあったとき、花を摘んだり、生きものをとったりします。たとえそれが植物を根っこからむしってしまうことであっても、それはその子どもがその自然を自分の心にとりいれるために必要なことなのです。小さい子どもは、何かを自分のものにすることで、その何かを自分の心の栄養にするのだと思います。大人にしてみれば、「花をとるのはやめなさい」と言いたくなりますが、子どもにしてみればお花を摘んだからこそそのお花のすてきさがわかるのだと思います。ですから、その子どもの心のおもむくままに行動をさせるのが、幼少期の子どもには大切だと思います。私たちが毎日の食事で野菜を食べ、肉をいただくのと、子どもがお花を摘むのは同じだと思うのです。